Diary/2020-9-13
読書: 「ワタクシハ」
羽田圭介の就職活動を題材にした小説.
読んでいて,この小説を読んでていいのかと思うくらい,ヒリヒリした(でも読み通した).
- 「常に他人の目に晒されてないと,自分のことなんてわからないよ」
- 「プロのミュージシャン」に接っすることでなんとなく業界に近づいた雰囲気に浸りたいだけなのかもしれなかった.
- 人が一人でできることなんて,限りがある
- 自分の作風や方法論に対し妙に自信を抱いちゃって(略)痕蓋みたいに凝り固まった退屈な作品しか書けなくなってしまうんだと.
- 「え,アナウンサーになったら,練習やめるの?」「当たり前じゃん.練習なんて,目標達成のための手段なんだし」
- マッチョに情報ばかり確保するくせ,君たちは嘘すらつけない.
- 他人のやることを一々把握したがるなんて,自分の自意識の大きさにさえ気付かない厄介なマジョリティだ