Diary/2013-8-8
AXI/JavaRock
JavaRockでAXIにアクセスするコアを書きたいな,と思いながら
手がまわっていなかったのですが,ようやく着手.
とりあえず,ということで,
- 読み書き用それぞれのバッファを用意
- 読み書き制御用に,それぞれstart/busyを用意
- startの立ち上がりで処理を開始し,処理中はbusyがアサートされる
という安直な方法で実装してみました.
こんなコード↓でAXIにアクセスできます.
import net.wasamon.javarock.rt.*; @javarockhdl public class AXITest{ private final AXI_M axi = new AXI_M(); private void sleep(int v){ for(int i = 0; i < v; i++){ ; } return; } @auto public void run(){ axi.write_addr = 0x20001000; axi.write_len = 128; axi.read_addr = 0x20000000; axi.read_len = 128; while(true){ axi.read_start = false; axi.read_start = true; while(axi.read_busy == true){ ; } for(int i = 0; i < 128; i++){ axi.out[i] = axi.in[i]; } axi.write_start = false; axi.write_start = true; while(axi.write_busy == true){ ; } sleep(100); } } }
ちなみに,AXI空間の0x20000000は,
PCIe越しでホストPCのメインメモリの512M番地にマッピングしています.
つまり,上のコードは,512M〜512M+511番地のデータ(128DWORD分)を,
512M+0x1000〜512M+0x1000+511番地にコピーするもの,です.
AXIな口は,EDKのAXI EXTERNAL MASTER CONTROLLERを使って引き出すことを想定して,
AXIトランザクションを行うプリミティブをVHDLで実装.
axi_m_prim.vhd(212)
WREADYがずっと立ちっぱなしならブロックRAMからバーストでデータ読むんだけどな...
ちなみに,AXIクロックとアプリクロックが違うことが考えられるので,
読み書きのクロックが独立したブロックRAMを使っています.
simpledualportram_dual_clk.vhd(202)
あわせて,これとJavaRockを接続するためのブリッジも記述.
AXI_M.java(251)
vhdl_axi_m_iface.vhd(200)
今は32bit幅アクセスだけど,AXI側は128bit幅アクセスくらいにしてもいいかも.
あと,本当はFIFOでデータの授受をしたいんだけど,
Javaのコードとクロック単位でデータ送受信しなきゃいけないFIFOアクセスを
うまく組み合わせる方法を思いついていないんだよなあ.