Diary/2013-4-7
exStickのリモートコンフィグ
e-treesのexStickは,最近の便利なスタータキットとは違って,
コンフィギュレーションアダプタを別途用意しないと開発できません...
装置への組み込みを対象にする場合,開発完了後にコンフィグすることはあまりないので,
合理的ではあるのですが,開発のテストベッドとしては,結構不便.
というわけで,まずはFPGAからたたけるコンフィギュレーション用のROMを書きかえることで
セルフコンフィギュレーションできるようにしてみました.
データは,UDPで送受信するので,
exStick単体で,世界の裏側からでもコンフィギュレーションできるようになります.
プロジェクト一式は,↓です.
remote_config.tar.gz(163)
合成には,exStickを購入すると使えるe-treesのUDP/IPのIPコアが必要です.
ホストからMCSデータを送るのには,↓のRubyスクリプトを使います.
だいたい6秒程度でコンフィギュレーションが完了します.
program.rb(205)
ruby program.rb 10.0.0.1 16384 ほげほげ.mcs
ちなみに,とっても残念なことに,一式で8割強のリソースを使うので,
もっとコンパクトにしないと,とても実用的とはいえないのですが...
コンパクトにすることを考えつつ,
次は,JTAGでFPGAのSRAMのコンフィギュレーションに挑戦してみたいと思います.
exStickが二つ必要になるけど....
ちなみにコアへのプリミティブなアクセススクリプトは↓な感じ.
hoge.rb(193)
ruby hoge.rb 1 0 256
とかするとROMの内容が読めます.