違う本を買うつもりで行った書店で平積みになっていたので。
文庫版がでるまでまつかなと思ったのですが、
つい買ってしまいました。
あいかわらず、たゆたうような感じの文章。
イヤホンで、邪魔にならない程度の小さな音楽をいれながら
ゆっくり読みました。
時間の感覚がなくなりますね。
目には字を追うのに十分な光と、そしてもちろん文章がはいってくるものの
なんだか何もないような不思議な空間にほうりだされたような。
時間をおいてもう一度読んでみよう。
戻ったような気がします。
おちついたとでもいうべきか。
あまりに非日常的な文章は、逆に日常を思い出させてくれるよう。