YAD yet another display
アプリケーションとしての仮想ディスプレイ
VGAの入力を受け、USBとして出力する、VGA-USBコンバータを製作します。これを使えば、小さな部屋に大きなディスプレイを置いておく必要がなくなります。
今回はUSB1.1のターゲットデバイスとするため、
- 色数はRGB各ビット1ビットずつの8色
- 毎秒10フレーム程度
の制約のもと製作します。
- 外観と概要
ケースの様子です。
右上がコンパレータで、左下がUSBインターフェースICとして有名なAN2135。
また右下が、VGAのとりこみのためのロジック用のFPGAです。
FPGAはAlteraのACEX1kを使います。
- アナログ部
- コンパレータ
今回はRGB各1bitずつなので、簡単なコンパレータでまにあわせることに。
トランジスタ1石です。
- ディジタル部
- 画面とりこみ
- USBインターフェース
USBインターフェースとしてはEZ-USBとして有名なAN2135SCを使いました。
これは、ファームウェア保持用のROMを利用しない場合、USB経由でファームをダウンロード(アップロード?)できる優れたUSBコントローラです。
Windowsでは、Cypressから配布されているUSBContorollPanelをFreeBSDやLinuxでは、ezloadを利用します。
ただしFreeBSDでは、ezloadのコンパイルが通りません。ここにあるパッチを当ててください。
- とりこんでみたもの
Update 2002/10/27 !!
まだ、ちょっと同期などがとれていなかったり、たまに辺なステートにとんだりします。