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Diary/2008-9-9

地の漂流者たち


沢木耕太郎さんの,
自衛隊,アングラ演劇,ピンク映画,歌謡曲,沖縄の人,
集団就職(川崎の人)の取材によるルポ.若者に焦点が当てられている.
先が見えない恐怖,
大きな力に身が委ねられている(そして気づいていない)恐怖,そんな話.
特に年代を意識せずに読んでいたら70年代の社会の話だった.
...あれ今とたいして変わらなくないか?
言い訳って恰好わるいな,とか,少くとも元気でいよう,とか,
そんなことを考えたりした.
ちなみに,電車の中で読んでいたため,ふと目にはいった
「総裁選,揺れる国会」とか「現代・性のすべて」なんていう
吊り広告が,いつもより生々しく感じられた.

Automatic Data movement and Computation Mapping for Multi-level Parallel Architectures with Explicitly Managed Memories{{fn http://doi.acm.org/10.1145/1345206.1345210}}

論文読み
スクラッチパッドメモリのデータを自動的に効率良くマネジメント
複数のレベルでの並列性による一般のプログラムからの効率的な割り当て
3. Automatic Data Management in Scratchpad Memories
plyhedral modelをベースにした議論
3.1 Details of the Framework
入力 = 配列のアクセス関数のようなプロウラムブロックの中の文のiteration spaces.
配列をA,与えられたプログラムの各文S_{k}としたとき,read reference functionsの行列をF_{k}^{l},write reference functionの行列をG_{k}とすると,データスペースは,読み書きそれぞれ,
 DS_{r}^{A} = F_{k}^{l} I_{k}
 DS_{w}^{A} = G_{k} I_{k}
で,全体のデータスペースDS_{rw}^{A}はその和集合.
で,問題は,これをオーバラップなく最大のdisjoint setsに分割.
これは無向グラフ中のconnected componentsを探す問題に等しい.
無向グラフのノードは,DS_{rw}^{A}の各データ.
ノード間にエッジがあるのは,ノード同士の共通集合が空でないとき.
3.1.1 Determining Local Memory Storage
3.1.2 Determining Access Functions of Local memory Array References
CLooGを使う
3.1.3 Generating Data Movement Code
Figure 1に例題が示されている.
3.1.4 Optimizing Data movement
4 Tiling for Multiple Levels of Parallelism
4.1 Details of the Approach
並列性の抽出にはBoundhugulaらのフレームワークを利用{{fn Affine transformations for communication minimal parallelization and locality optimization of arbitrarily nested loop sequences}}

文献リスト

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作戦会議

楽しかった.

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